北京首都国際空港到着からDiDi配車まで完全ガイド

乗り継ぎ記録
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今回、同僚とは同じホテルで合流します。初めて北京首都国際空港に降り立つとあって、「市内へはどうやって移動すればいいんだろう」と少し不安になりました。調べてみると、到着した第3ターミナルからは地下鉄(首都機場線)が使えます。地下鉄を体験したいという思いもありましたが、到着が割と遅い時間でした。途中で終電に間に合わなくなる危険性がありましたが、チャレンジしようと考えました。しかし、離陸が1時間遅れたため、残る手段はタクシーのみとなりました。結局選んだのは配車アプリ「DiDi(滴滴出行)」でした。今回は、飛行機を降りてからDiDiに乗り込むまでの流れを、実際に経験したトラブルも含めて記録しておきます。


巨大で美しい空港、まずはトレインで移動

到着したのは第3ターミナル。噂には聞いていましたが、天井が高く、デザインが美しい、とにかく広い空港でした。到着ゲートから降りると、案内表示に従って進むと専用のトレイン(旅客捷運システム)に乗り換えるようになっており、そこから入国審査のあるエリアまで移動します。ここには既に、飛行機ごとに荷物を受け取るレーン名まで表記されていました。表示は中国語・英語・時々日本語も併記でわかりやすく、迷うことはありませんでした。

北京首都国際空港第3ターミナルの乗り換えトレイン乗り場

入国審査は「事前オンライン登録」が必須

トレインを降りると、その先に入国審査があります。ここで重要なのが、入国前にオンラインで健康申告・入国情報の電子登録をしておくということです。これを知らずに来ると、当日その場で登録しなければ入国できず、かなり時間がかかってしまいます。

実際、ホテルで合流した同僚に聞いたところ、事前登録をすっかり忘れていたそうです。困っていたところ、審査エリアに立っていた係員の方が、空港内Wi-Fiに接続して登録ページを開く方法を教えてくれたとのこと。その場で入力して事なきを得たそうですが、同じタイミングで並んでいた他の未登録の人たちも同様に手続きをしていたようで、審査までにかなりの待ち時間がかかったと話していました。空港に着いてから慌てないよう、必ず日本を出る前に電子登録を済ませておくことを強くおすすめします。

北京首都国際空港のフライト案内表示板

荷物を受け取り、E-Hailing(配車エリア)へ

入国審査を終えて荷物をピックアップし、到着ロビーへ出ると、天井から吊り下げられた案内板に「网约车(H区)/E-Hailing(Area H)」という表示が見えてきます。駐車場(Parking)への案内と同じ方向にあるので、迷ったらその矢印について行けば大丈夫です。エスカレーターや地下鉄の案内と並んでいるので、初めてでも見つけやすい配置になっていました。

北京首都国際空港の出口・荷物受取エリアの案内表示

DiDiはAlipayのミニプログラムから手配

北京の空港からのアクセスは地下鉄よりもDiDi(配車アプリ)を使う方が圧倒的に楽かもしれません。今回はDiDi単体のアプリではなく、Alipay(支付宝)アプリ内のミニプログラムからDiDiを呼び出すという方法を使いました。

ポイントは、Alipayの設定は必ず日本にいるうちに済ませておくことです。現地の空港で慌ててアカウント登録や本人確認をしようとすると、Wi-Fi環境やSMS認証の関係でうまくいかないことが多いです。そもそも、日本のアップルアカウントのiPhoneに中国でアプリをインストールするのはまず無理です。日本で事前にアプリをインストールし、カード情報や本人確認を済ませ、ミニプログラムからDiDiを呼び出せる状態にしておけば、到着後はスムーズに配車依頼を出せます。

E-Hailingエリアの表示に従って所定の場所まで移動し、Alipayのミニプログラム経由で行き先を入力して配車をリクエストしました。

北京首都国際空港のE-Hailing(配車エリア)へ向かう案内表示

なかなか会えないドライバー、最後は写真でやり取り

配車自体はすぐにマッチングされたのですが、実際にドライバーと合流するまでが一苦労でした。指定された乗り場で待っていても、なかなか車が見つかりません。似たような車が何台も行き交う中で、こちらの居場所も伝わりにくかったようです。

焦っていたところ、ドライバーからアプリ経由で「今いる場所の写真を送ってほしい」というメッセージが届きました。言われた通り、周囲の様子がわかる写真を撮って送ると、数分後に無事に発見してもらえて合流できました。土地勘がない中での配車では、こうした写真でのやり取りが地味に助かるのだと実感しました。

また、本来、携帯番号の下4桁を伝える必要があるようです。それくらいは中国語で覚えておくと便利かもしれません。画面を見せるだけでOKというドライバーもいたので、必ずしも必要ではないのかもしれません。

なお、初めてDiDiを利用する際は、乗車前に料金を事前決済する必要があるという点も覚えておくとよいと思います。当日はアプリの案内に従って進めれば問題なく完了しました。DiDiの料金体系には大きく2種類あり、その場で呼ぶ「即時配車」は乗車前に金額が確定する固定料金制、前日などに手配する「予約配車」はメーター(時間・距離)制で当日の走行内容に応じて料金が決まります。今回は金額があらかじめわかる即時配車のみを利用しました。高速料金は別途加算されて請求されます。支払いは通常、降車後すぐに支払い通知が届き、それをタップして支払い完了となります。アプリの請求情報を見落とさないよう注意しないと、次の乗車ができなくなることがあるようです。


後日発覚した請求のトラブルと、まさかの返金

無事にホテルまで送ってもらい、その場はひと安心したのですが、後日Alipayの利用履歴を確認していて違和感に気づきました。高速道路料金とは別に、身に覚えのない駐車料金が計上されていたのです。空港からホテルまで直行しただけで、途中どこにも立ち寄っていないため、明らかにおかしいと感じました。

そこで、Alipayアプリ内のDiDiに関する問い合わせ窓口から、支払い内容に疑義がある旨を中国語で送信してみることにしました。もちろん中国語は話せないので、スマートフォンの翻訳アプリを使って日本語の文章を中国語に変換し、それをそのまま貼り付けて送信しました。翻訳アプリの精度には正直驚かされました。

問い合わせを送ってから、約1時間ほどで返信がありました。内容を確認したところ、こちらの指摘が認められ、該当する駐車料金分はカードへ返金されるとのことでした。実際に数日後、利用したカードの明細に返金が反映されているのを確認できました。中国の情報化やスマホ利用は進んでいるとは聞いていましたが、海外の配車サービスで、しかも言葉が通じない状況でも、きちんと問い合わせをすれば対応してもらえるのだと知り、少し安心しました。


持ち物・準備で役立ったこと

今回の移動を振り返って、事前に用意しておいて本当によかったと感じたものをまとめておきます。

  • Alipay(日本で登録済みのもの) 現地で慌てて設定するのではなく、出発前に本人確認まで完了させておいたことで、到着後すぐにDiDiを呼び出せました
  • モバイルバッテリー 飛行機の機内持ち込みが許可されている容量のもの(目安100Wh以下・Wh表示のあるもの)を用意しておくと安心です。入国審査の電子登録や配車アプリの操作でスマートフォンをずっと使い続けることになるので、フル充電+モバイルバッテリーは必須だと感じました
  • 翻訳アプリ ドライバーとのやり取りや、後日の問い合わせ対応まで、あらゆる場面で活躍しました。テキストを打ち込むだけで自然な中国語に変換してくれるので、想像以上に頼りになりました
  • ホテルの住所(中国語表記)のスクリーンショット 配車アプリに行き先を入力する際、中国語表記があるとスムーズに検索できました

次に行くなら変えたいこと

今回Alipayは入れていましたが、中国ではWeChatも必須のようです。入れておけばスムーズに色々なチケット予約ができたようでした。今回一番反省したのは、入国審査の電子登録を「現地でどうにかなるだろう」と軽く考えていた点です。自分自身は事前に済ませていたので問題ありませんでしたが、同僚の様子を見ていて、直前まで準備を後回しにするとかなりの時間ロスになることを実感しました。次回はフライトが決まった時点で、AlipayとWeChatの設定と電子登録の両方を早めに終わらせておこうと思います。また、DiDiの合流場所についても、事前に「どのエリアで何色の目印の場所に立つか」をもう少し具体的にドライバーへ伝えられるよう、待ち合わせ時のメッセージ文面を用意しておくとより安心できそうです。


今回学んだポイントまとめ

  • 地下鉄が使えても、到着時間が遅い・乗り継ぎに不安があるならDiDi一択。 ただしAlipayのアカウント設定・本人確認は必ず日本にいるうちに終わらせておく
  • 入国審査の電子登録は空港に着く前に完了させる。 現地で登録すると大幅に時間がかかる
  • E-Hailing(网约车)の案内表示は駐車場(Parking)と同じ方向。 天井の案内板を目印に進めば迷わない
  • ドライバーと合流できないときは、写真を送ると早い。 周囲の風景がわかる写真が有効
  • 請求内容はあとで必ず確認する。 おかしな料金が含まれていたら、翻訳アプリを使ってでも問い合わせる価値はある

初めての北京入りで戸惑うことも多かったですが、事前準備さえしておけば、地下鉄が使えない・使いにくい状況でもDiDiで十分スムーズに移動できることがわかりました。同じルートを辿る方の参考になればうれしいです。

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